こんにちは、山本 尚幸です。

今日のテーマは、1次試験合格に向けた、勉強のしかたについてのテクニックです。

「1次試験の合格には、4割のテーマを十分に理解すればよい」

これをみたとき、「あれ?1次試験の合格基準って、60点だけど・・・」と疑問に思われると思います。
確かに、合格基準だけで見た場合は、全体の6割を正解が必要です。

しかし、1次試験はマーキングシート方式で解答するため、「適当でもチェックすれば、正解するかもしれない」のです。
今回のお話は、このマーキングシートならではのお話。

ここからちょっと、確率のお勉強です。

  1. まず、科目全体の4割のテーマを完璧に勉強して40点をキープする。
  2. 残りの問題解答に適当にチェックを入れていくとして、仮に4択問題である場合、正解する確率は1/4であるため、60点×1/4 = 15点は得られる
  3. 科目ごとに4割正解確保が死守できれば、平均55点はとれる。。。はず。
    *(注意)55点では足りないので、正しくは、4割(とちょっと)の死守が必要ですね(-_-;)

ということで、本当にどうしても勉強する時間が足らず、それでも1次試験合格したい~というかたは、
参考書・問題集の中から、最重要のテーマが全体の4割で占められているものを選択し、その最重要部分を完璧に学習する
というやり方が1次試験突破においては最も効率がよいかもしれません。

個人的にはあまりお勧めはしませんが、最後の手段、勢いで突破! ということもできなくはないというお話として、ご紹介しました。
苦手な科目についてみても、全体的に満遍なくやるのではなく、より正解する確度の高いテーマに絞って点数を積む、というやり方がよいということにもつながると思います。
1次試験までの残り数か月、あきらめず試験に挑まれる方は、ぜひ頑張りましょう。

ではでは。