企業経営理論や経営法務で出題される長文の問題・設問文が苦手な方はいないでしょうか?
読むのが単純に面倒という方ではなく、以下のような方です。

  • 読んでいると脳が疲れてしまい、凡ミスをする
  • 設問を読んでいるうちに何をきかれているのかわからなくなり、再度、問題に戻る。

原因はワーキングメモリ

ワーキングメモリは一度に覚えることできる小さな記憶領域です。

一度に多くの量を処理する長文は、ワーキングメモリを疲れさせるという説があるそうです。小さいメモリに大きな情報量を流し込んで処理させるわけですから。

結果、脳のパフォーマンスが低下し、凡ミスが発生します。
さらに疲れた脳では多くのメモリを扱うことができなくなり、設問を読んでいる途中に再度問題文を確認しなければならない悪循環に陥ります。

 

対処は2つだけ

ワーキングメモリを上手に使う戦い方を紹介します。
対処は二つだけです。

1.設問文の間に線を引く

通常の設問

ア 技術開発と市場開拓が並行して事業化が進行すれば、技術開発面の課題を早期に発見して、その解消活動が販売における課題解決に結びつくので、基礎研究成果を応用研究につなぐ際のダーウィンの海と呼ばれる課題の克服に有効である。

イ 技術や市場が新規の製品の開発に取り組む場合、現場で培った経験や知識の活
用が開発時間やコストを節約するキーポイントになる。

ウ  新製品の事業化では、顧客や市場の評価を早期に把握して、その結果を開発活動にフィードバックして、場合によっては開発段階が後戻りすることを許容する方が新製品の迅速な立ち上げに有利に働く。

 

線を引いた場合

ア 技術開発と市場開拓が並行して事業化が進行すれば、技術開発面の課題を早期に発見して、その解消活動が販売における課題解決に結びつくので、基礎研究成果を応用研究につなぐ際のダーウィンの海と呼ばれる課題の克服に有効である。


イ 技術や市場が新規の製品の開発に取り組む場合、現場で培った経験や知識の活用が開発時間やコストを節約するキーポイントになる。


ウ  新製品の事業化では、顧客や市場の評価を早期に把握して、その結果を開発活動にフィードバックして、場合によっては開発段階が後戻りすることを許容する方が新製品の迅速な立ち上げに有利に働く。

 

どうでしょうか。少し可読性がアップします。
これによって、ワーキングメモリーに一度に処理させるないでいいことを指示できます。
副次的な効果として、緊張しているときに単純な線を引く作業を平常心に戻してくれます。

 

2. 問題文の重要な箇所に印をつける。

「何をきかれているのか」「制約条件は何か」といったことを中心に印をつけるだけです。
二次試験対策ではおなじみですね。

 

問題例)
企業では、新製品開発や新規事業などのプロジェクトが円滑に進むように、
さまざまな方法を用いて進捗管理を行っている。
そのような進捗管理に関する記述として、最も適切なものはどれか。

きかれているのは「進捗管理」です。
「新製品開発や新規事業など」という条件があります。
この2つに印をつけておきます。

 

問題例)
企業では、「新製品開発や新規事業」などのプロジェクトが円滑に進むように、
さまざまな方法を用いて進捗管理を行っている。
そのような「進捗管理」に関する記述として、最も適切なものはどれか。

例が短めの問題文ですが、長い問題文では効果大きく、可読性もアップします。
再度問題文を読みに戻った時でもすぐにわかります。

以下のようなイメージです。

もちろん、時間の関係上、この方法は長文だけに適用します。

ちなみにワーキングメモリが大きい人は、長文でもサクサク解けるらしいです。

私は凡ミスに凡ミスを重ねていたので、この方法で20点近く上がりました。
どんだけワーキングメモリ少ないんだよって話ですが。

関連する記事

カテゴリー: 1次試験

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA