どもども、山本尚幸です。

2次試験も残すところ5週間を切り、試験対策も本格化してまいりました。
当勉強会においても、受験生のかたがたの参加率が高まるとともに、
解答要素につながる文章の比率も高まっております。

さて、本日のお題。

「施策提案問題は、必ず『効果』を明確に書くこと」

施策提案問題は、診断士試験の醍醐味とも言える、大事な問題、
かつ受験生にとっては「腕の見せ所!」として一番盛り上がる箇所です。

ここでの注意点として、「自身の経験だけによる提案はしない」ということは、
前回の「不合格パターン」の記事の中でご紹介させていただきました。

今回はそれに加えての注意点ですが、
たまに、施策を延々と羅列し尽くして数で勝負する方がいらっしゃいます。。。が、
これは採点者側から見てはまったくもって反応できないものです。
せいぜい「アイディアが浮かぶのはすごいけど、それが果たして妥当な施策なのかな?」という
ような微妙な考えに至るでしょう。
そして、採点者は忙しいので、わざわさその施策が妥当かどうかなんて、
考えてくれたりはしません

ということで、受験生はその施策を提案する際は
「その施策が事例企業の課題・問題点の解決につながることを、効果として明確に書かないといけない」のです。
さらに、その効果は、誰もがわかるもの、経営課題に直結する一歩手前でないといけません
要は、「採点者が、正しいかどうかを悩ませる解答ではダメ」なのです。

日頃から考え深く、お仕事ができる人ほど、他の人に伝わりづらいことを書いている可能性があります。
くれぐれもご注意を。

ではでは。