設問間の繋がりは、どこまで重要か

ども、山本尚幸です。

本日は、ちょっと僕もまだ悩んでますテーマ

「設問間の繋がりは、どこまで重要か」

2次試験は、与件文と設問文、解答があわせてひとつの診断報告書となるように作成する、
というものが裏テーマとなっています。
そうした中で、各設問に問われたことに答えるだけではなく、設問間とのつながりを意識して
解答を作っていることが必要、とされています。

具体的にわかりやすい例で言えば、

事例3での第1問(SWOT分析)の解答内容を、必ず最終問題(新事業提案)の解答要素に加える

といったものです。

上記は、まだ納得を得られやすいものではあるのですが、
ときには「設問間の繋がりを意識しすぎるがために、作り込みに近い解答文章になってない?」
と指摘を受けるような場面も、あったりします。

例として、平成25年の事例2の第4問


設問1

B社が計画する水産練物のインターネット販売が開始された場合、B社の売上に占める店頭販売の比率が減り、FAX、インターネットによる通信販売の比率が増えると想定される。その際の利益確保上の注意点を100字以内で述べよ。

設問2

副社長はX市地域外の消費者をターゲットに、オフラインでの施策により、B社のインターネット販売オンラインの売上拡大を目指している。そのためにはどのようなコミュニケーション戦略あるいはセールス・プロモーション戦略が有効と思われるか。助言内容を80字以内で述べよ。


上記の設問分解は、ぱっと以下の通りです。


(設問1)

題意 インターネット販売が開始された場合の利益確保上の注意点
切り口 利益確保->売上面、コスト面
解答フレーム 注意点は①(売上面では)〜、②(コスト面では)〜
キーワード 売上に占める 店頭販売の比率↓、通信販売の比率↑

(設問2)
題意 コミュニケーション戦略とプロモーション戦略
切り口
解答フレーム 戦略は①(コミュニケーション戦略では)〜、②(プロモーション戦略では)〜
制約事項

  • 施策はオフライン
  • 目的はインターネット販売の売上
  • ターゲットはX市外の消費者

といった具合です。
ここで、僕個人としては第4問の設問1と2の繋がりを意識して、
「設問1の売上向上のために、インターネット販売へのオフラインでのプロモーション・コミュニケーション戦略が注意点である」
といったロジックを組むことを考えております。

これについては、第4問はどちらもインターネット販売について取り扱っているという意味での設問があるのであって、
わざわざ解答にまで繋がりを持たせる必要はないのでは、
という意見をいただいたことがございます。
確かに、かなり作り込みに近い考え方ではあると思います。

どちらが果たして正しいと言えるかはわかりませんが、上にあげた繋がりを意識した解答例として、
以下のようなイメージです。


注意点は、①X市街消費者の販売サイトへの
誘導を促し、新規顧客開拓と生産設備の稼働
率向上による売上拡大を図り、②配送業務への
機械設備の導入や効率化を行い、配送コス
トの低下を図り、利益を確保する。


実際のところ、試験当日にはここまでの作り込みを意識するだけの余裕はないと思います。
ただ、何を書けばいいかわからない、といった際には、
「続く設問の題意や、他の設問で答えた解答を、解答要素に使える」
といったテクニックのひとつとでも思っていただけますと幸いです。

ではでは。

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