---弱小診断士勉強会では、二次試験に向けて新規入会者を募集します---

いよいよ、一次試験まで2週間を切りました。年に一度の試験であり、全国で2万人近い方が受験される訳ですから、一次受験生の皆様におかれては、「最後の詰め」に余念がないものと思われます。昨年の例では受験者総数(1科目でも受験した人を含む)17,168名に対し合格者3,519名と、合格率は23.5%ですから、狭き門には違いありません。

毎年、8月初旬の土日に二日掛りで実施されますが、終わったらグッタリすると同時に、物凄い解放感に襲われます。ところがです。ここで気を抜いたら、今までの努力が水の泡です。二次試験は二か月半後に間違いなくやって来ます。二三日はリラックスするとして、水曜(8/7)を境に気持ちを切り替えて下さい。

たとえ、一次試験が思わしくなくても、諦めてはなりません。正解が修正されることや、下駄を履かせてくれることが往々にしてあり、9/3の合格発表までは、合格を前提に二次試験の準備を進めて下さい。落ちたと思って遊んでいたら受かっていた、なんてこともあります。その場合、失われた1ヶ月は挽回不可能と思って宜しいと思います。

以上、縷々申しましたが、当勉強会では、一次試験終了後、従来の二次組とは別個に、一次試験からの二次受験者向けの準備を進めて参ります。理由は、二次再受験者と、初回受験者が一緒になるのは双方にとって不都合だからです。このような流れから、弱小では一次試験からの二次受験者向けに、下記要領にて「二次対策特訓」を実施します。

一次を受験される方で、二次試験対策が決まっていない方は、「二次対策特訓」を見学されては如何でしょうか。当勉強会は「見学」を歓迎致します。見学は1回のみ(8月10日、11日のみ2回可)ですが、自分のニーズと合うようでしたら御入会下さい。
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8月10日(土) 神田公園区民館4F
10:00-10:10 2次試験概要
10:10-11:30 H24-Ⅰ 80分で「その場解き」
11:30-13:00 2次試験の全体像を解説
昼食
14:00-14:30 事例Ⅰの解答要求を解説
14:30-15:50 H24-Ⅰ 80分で「その場解き」
15:50-17:00 H24-Ⅰ 解説

注:午前、午後とH24-Ⅰを繰り返すのは、初見の二次事例問題を80分で解答する難しさを体験し、解法の解説を受けた後に再度解答することで、セオリーの重要性を実感するため。

8月11日(日) 生涯学習センターばるーん(新橋駅近く)
学習室304
10:00-10:30 事例Ⅱの解答要求を解説
10:30-11:50 H24-Ⅱ 80分で「その場解き」
11:50-13:00 H24-Ⅱ 解説
昼食
14:00-14:30 事例Ⅲの解答要求を解説
14:30-15:50 H24-Ⅲ 80分で「その場解き」
15:50-17:00 H24-Ⅲ 解説

8月17日(土) 神田公園区民館4F
10:00-10:30 事例Ⅳの解答要求を解説
10:30-11:50 H24-Ⅳ 80分で「その場解き」
11:50-13:00 H24-Ⅳ 解説
昼食
14:00-17:00 財務特訓(教材は別途準備します)
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この方法(その場解き)を採用したのは、以下の理由によります。

1.二次試験の初回受験者にとって、80分での記述対応は非常に厳しいものだが、先ずはその厳しさを体感することで、受験の心構えの第一歩が叩き込まれる。→自分を試験に合せる。

2.タイムマネージメントが「死命を制す」ことを実感でき、自己流は通用しないことが骨身に染みる。

3.時間的制約を大前提に、その中で合格答案を仕上げて行く過程において、まず事例企業の問題解決の方向性と課題を明らかにし、方向性と課題との整合性に基づき設問に解答することで、  部分最適でない「全体最適」の解答に到達し易い。

一次は知識を問われる試験ですが、二次は事例企業への経営改善を提案することが中心であり、「正解のない」試験です。求められるのは与件文に基づく、論理的な解答であり、独学では非常に厳しいものがあります。

また、解答方法は記述式であり、80分で合格レベルの答案を仕上げるのは中々至難の業です。従って、今回採用する方法は、タイムマネージメントに主眼を置き、一次試験終了後から二次試験までの二ヶ月半で、何とか合格レベルの答案が作成できるよう、その入門編をイメージしたものです。

当勉強会からは約15名が一次試験を受けますが、その大半が「二次対策特訓」を受ける予定です。二次受験が初めての人が殆どですから、二次に対するレベルは一般受験生と変わりませんし、付いて行けないのではないかという心配は無用です。一次受験生の方々からのお問い合わせをお待ちしております。

P.S.二次再受験者の方も入会され、二次組に合流して下さい。夏に入られて、そのまま合格された人が大勢います。「その場解き」とディスカッションが効果的だったようです。

2013.7.22 本年度会長 永井廣

カテゴリー: イベント

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