来年度の活動に向けて(その1)

---弱小診断士勉強会では、来年度のメンバーを繰上募集しています---

先週の土曜日(11/9)より、当勉強会ではストレート組の来年度活動を繰上スタートしました。見学の申込みは多数ありましたが、結局、初回の見学者は4名となり、全員が見学後に入会されました。皆さん来年8月の一次試験を突破し、その勢いで二次試験も合格しようという強い意気込みが感じられました。

初回と2回目(11/16)は私も参加し、両日で今年度一次試験の振り返りを行いました。初回は経済、企業経営、法務を取り上げ、本番で苦戦した問題を中心にかなり深い所まで議論致しました。

こうした受験科目の質疑応答に加えて、見学会も兼ねるという状況を踏まえ、診断士試験や、実際の診断士業務に関して、雑談を交えながら話しました。その中で、私の方から「診断士業務の知られざる一面」を伝えましたが、皆さん非常に関心を持って下さったので、こちらに紹介致します。

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<診断士業務の知られざる一面>

皆さんは診断士が支援先企業で歓迎され、手厚く対応して貰えると思っているかも知れませんが、必ずしもそうではありません。

診断士は企業にとって「お医者さん」のような存在ですが、町医者になったつもりで考えて下さい。裕福でない人にとって、病気を治すためとはいえ、医療費や薬代など最も払いたくないお金なのです。特に、体が丈夫で医者になど掛ったことのない人には、「こいつ藪医者じゃないか?ボッタクリじゃ敵わんな」という疑念が複雑に絡みます。

中小企業の社長さんは、裸一貫で事業を起こし、今まで自分の才覚を頼りに経営をされて来た人も多く、「胡散臭い奴に経営を見て貰うのは抵抗がある。誰だって分ることを偉そうに言って、金だけ取られなきゃ良いが」というのが本音なのです。また、ちょっとした会社には、そこそこ優秀な人が何人かいて、従来なら面倒な仕事は皆彼等が処理していたのですが、診断士が呼ばれ、彼等としては面白くないのです。

こういう複雑な心理が渦巻く所に乗り込む訳ですから、歓迎されると思ったら大間違いです。診断士が専門知識を持っているのは当たり前で、支援先企業の人達はそんなことに関心などありません。要は、自社が抱える問題を確実に解決してくれるか否かなのです。

このような状況で、診断士に以下のような行動があれば、どんな結末になるでしょうか。

・遅刻や会合日時の間違い、忘れ物が多い。

・支援先企業の関係者の名前が覚えられない。何度も間違える。

・前回打ち合わせた内容の理解が不十分だったり、他の企業と取り違えたりする。

・自分から挨拶しない、挨拶されても気付かない、無視する。

・連絡(電話、メール等)への対応(回答)が遅い、間際にしか連絡して来ない。

・支援先への依頼事項等の説明が不明確・不十分で、確認しないと要領を得られない。

申すまでもなく、折角依頼された診断業務も短期間で「お払い箱」です。幾ら優れた学識があっても、普通の人が普通に出来ることが人並み以下だったら、「こんな奴に、経営の診断や助言など任せられない」ということになります。

この辺り、外側からではまず分らないと思います。診断士として社会に貢献して行くためには、サラリーマンなら大目に見られることでも、また、実に些細なことでも、甘えは許されないのです。「士業」として顧客基盤を固めて行くには、このような「厳しさ」があることを十分認識しておいて下さい。

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以上、初回のストレート組勉強会では、勉強の合間に、こういったお話や質疑応答を行いました。毎週土曜日に開催しておりますので、関心のある方は、ぜひ見学にお出で下さい。

HOMEの最上段に「見学申込」ボタンがありますので、こちらからお願いします。

尚、11/23、11/30、12/7の実施内容は以下のとおりです。

  11/23  神田公園区民館 5F会議室B http://navitokyo.com/03-3252-7691/
09:00 ~ 13:00 H22年事例Ⅰ(二次試験体験、自習に基づき80分で各自解答)
14:00 ~ 17:00 一次試験の自由討議(一応、企業経営理論を中心に)

  11/30  神田公園区民館 5F会議室B
09:00 ~ 13:00 H22年事例Ⅱ(二次試験体験、自習に基づき80分で各自解答)
14:00 ~ 17:00一次試験の自由討議(一応、運営管理を中心に)

12/ 7 神田公園区民館 4F会議室A
09:00 ~ 13:00 H22年事例Ⅲ(二次試験体験、自習に基づき80分で各自解答)
14:00 ~ 17:00一次試験の自由討議(一応、企業経営理論を中心に)

2013.11.18  本年度会長 永井廣

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