【2次対策】あと10週間。今、何をやるか?

1次試験が終了し、ストレート受験組も多年度受験組も2次試験に向けて同じ土俵に立ったことになります。筆記試験は10月26日。夏が終わればあっという間ですから、時間を無駄にするわけにはいきません。今やるべきことは、自分の現状の実力を合格レベルに高めるには何が必要なのかを冷静に分析し、残り10週間の具体的なアクションプランを立てることです。

一発合格を目指すストレート受験組の皆さんへ:
まず、1次受験対策の学習から頭を切り替えましょう。2次合格するために必要なのは1次知識の活用力。1次のように選択肢が与えられ、その中から適切なものを選ぶという受け身ではなく、与件文の内容や題意を読み取って事例のストーリーを導き出し、設問の解答に対してどの1次知識を当てはめるのが適切かを選別するという、主体的な姿勢が必要になります。しかもそれを瞬時に行えるよう、「使える知識」にしておかねばなりません。でもあまり心配しなくても大丈夫。皆さんは、1次知識が鮮明なのが強みです。事例で問われる1次知識範囲はそれほど広くありません。量ではなく、質。似たような事項が毎年問われます。具体的には『2次試験合格者の頭の中にあった全知識』のような、2次向けの参考書を読んで、問われる知識の範囲をみて下さい。意外と広くないことに気付くと思います。

次に、合格レベルの答案がどの程度のものかを体得することです。2次試験には1次のように単一の正解はないので、合格答案をできるだけ多く読み、設問への答え方、論理の組立て、文章構成、与件のキーワードの使い方、等々チェックポイントを決め、分析してみましょう。その場合、予備校の模範解答より合格者の再現答案をお勧めします。80分の限られた時間で、この程度書けば合格できるのか、というレベル感がだんだん分かってきます。そして、最もしっくりくる答案が見つかったら、それを答案用紙に書き写して自分の書くスピードを掴んで下さい。読み易い字で100字書くには、自分は何分かかるのか。それが短いほど、本番では、考える時間を取れることになります。

こうした2次合格のための基本的なスキルを理解したうえで、過去問学習に入って下さい。多くやるに越したことはありませんが、まずは直近5年分をしっかり。その際、自分の答案が「読み手がスッと分かる答案」になっているかどうか、他人の目からチェックしてもらうのが実力アップの早道。勉強会への参加はその絶好のチャンスです!

多年度受験組の皆さんへ:
これまで、年初から2次対策を中心にやってきた多年度受験組の皆さんは、過去問や答練を1~2回転こなしてきたと思いますので、その蓄積はストレート受験組に対する強みです。しかし、油断大敵。やはり1次知識(白書知識)の鮮明さや財務計算問題処理のスピードでは、ストレート受験組に分があります。また自己流に染まっていない「素直さ」も侮れません。合格答案の良いところを吸収し、与件を素直に使って書くスキルを体得するとストレート受験組のキャッチアップは早いので、多年度受験組の皆さんも事例問題だけでなく、先にあげた「全知識」や財務計算問題集をしっかりやって1次知識、計算力を強化しておく必要があると思います。

弱小診断士勉強会では、ストレート受験組、多年度受験組が並行して毎週土曜日にグループ学習を進めています。見学は随時歓迎中ですので、ご興味のある方はぜひこちらまで。

2014.8.15 大橋功

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