永井 廣

合格体験記(永井廣)

1.受験歴

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2.バックグラウンド(1975~)
・早大理工で機械工学専攻の、元技術屋  石油化学の生産現場で省資・省エネを担当
・海外志向が強く、旧ソ連(3か月)、アルジェリア(1年)長期出張 MBA留学を決意
・サンフランシスコ州立大学経営大学院にMBA留学(1985~87) 専攻:ファイナンス
・帰国後、鉄鋼系化学会社の企画部門に再就職 国内外M&A、現法設立等に従事
・1997 機械メーカー(名古屋)に転職 開発・総務/人事・社内プロジェクト運営に従事
・2011 5月に定年退職 コンサルタントの個人事業設立
・2012 10月より、公的機関の「事業支援アドバイザー」として勤務開始

3.診断士受験の経緯と弱小との出会い
<受験の経緯>
・定年退職後もサラリーマン時代に培った知識・経験を生かして働きたい
・自分はスタッフとして仕事をして来たし、今後もスタッフでありたい
・数学が得意であり、数量的側面から経営改善を支援していきたい
・MBA資格はあるが、経営支援の実務能力としては全く覚束ない
・2007簿記2級取得 → 経理的な知識を補充し、2008診断士受験へ

<弱小との出会い>
・一次試験は独学でも受かるだろうが、二次試験は孤軍奮闘では無理
・受験校は貧乏人には「高値の花」だから、安く上げよう!!!
・ネット検索して「弱小診断士勉強会」に辿り着く → 説明会参加(2008 1月)
因みに、単身赴任先の名古屋では見つからず、週末東京で隔週出席した。
・当初の計画 → 2008 一次試験合格 二次試験は翌年合格すればよい

4.二次試験合格まで(気付き、実践)

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5.今回合格に際して
・受験は「今回で最後」という気持ちで臨んだ。
・模試は一度も受けなかった。問題は「過去問に勝るものなし」という認識が経験を重ねる毎に強まり、「企業診断」等の新作問題には殆ど手を出さなかった。
・8月下旬頃から、80分での「その場解き」を毎日1事例実施した。勤務先で終業後にカフェテリアの一角で行った。自宅では中断が入ったりするので、集中度が高まらない。
・弱小勉強会も9月中旬以降は、自分の要望が受け入れられ、「その場解き」を採用した。速い解答が能ではないが、結果として時間内で解答出来ていた人達が受かっている。
・試験前夜はグッスリ寝られ、爽やかな朝を迎えた。早い時間に朝食を戴き、自分で淹れたコーヒーを飲みつつ弱小MLに「今から出ます」と投稿し、余裕を持って家を出た。
・試験は落ち着いて解答出来た。事例Ⅳも第1問の予想P/Lで時間を食ったが、全問解答したところで時間が来た。結果として、事例Ⅳは相対的に良い出来だったと思う。
・翌日、再現答案作成に掛かったが、事例Ⅱで「垂直・水平」を逆に、事例Ⅲでは課題を問題点のように書いていたことに気付いた。「致命的ミス」だと思ったが、それが原因で落ちるという気もしなかった。
・合格発表までの期間、「自信」とは全く異なるが、結果が気になることはなかった。発表の日も、淡々と仕事をし、10時を過ぎて区切りの良いタイミングで発表を見た。自分の番号「120381-00242」は直ぐに見つかり、「在ったな」と自然に受け止めた。
・昼休みになって、弱小の某先輩に電話をしていた時、初めて込上げて来るものを感じ、思わず涙が溢れ出した。JR某駅近くの公園だったが、周囲の人は気付いていただろう。

6.弱小診断士勉強会について
<メリット-1> 人間関係面
・学生時代のサークル感覚で、仕事上の利害を超えた横の繋がりが深まる。自分は還暦を超えた人間だが、親子程の年齢差がある人とも、友人として楽しく交流している。個人としての『共通目的』で繋がった組織は強い。

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・受験校の場合、諸連絡は学校を介すが、勉強会はMLを基に情報共有出来る。
・自主的な運営のため、各人の協力が不可欠で、自ずと『貢献意欲』が湧いて来る。また、貢献度の高い人ほど合格する確率が高いように感じている。
・朝10時から夕方5時まで毎週顔を合わせ、ディスカッションを通じてお互いの人格を理解し、信頼関係が築かれる。一人で悩みを抱え込まず、前向きに進んで行ける。必然的に、勉強会をベースとした『コミュニケーション』が強化されて行く。
・合格後も弱小の「素晴らしい人脈」が(恐らく)死ぬまで続くだろう。

<メリット-2> 学習面
・一次ではOBや二次組の方々がサポートして下さり、一次受験者(ストレート組)同士で教え合うことで独学のマンネリを回避でき、受験に集中出来る。
・二次では、何といってもディスカッションができ、自分の解答に客観的な評価をして戴けるのが有難い。皆さん優秀であり、自分に欠けた要素が一目瞭然となる。
・筆記試験の合否は、二次組ディスカッションの中心的存在になれるか否かで大体判る。これは毎年の傾向であり、一目置かれる存在の人、独自に論理構築出来る人は高確率で合格体験談を語る立場になっている。(試験だから運もあるが、次回はきっと受かる)
・自分のレベルが自覚出来る。診断士やコンサルタントは、課題を抱えた経営者に対し、的確な問題点の指摘と、その企業の現実にマッチした解決策を説明し、支援して行く立場であり、論理性と情感を持った説得力が命である。事例ディスカッションを通じ
て、仲間の注目が集まるようになれば、自ずと合格に近づいている。
<メリット-3> 弱小診断士勉強会の伝統
・一言でいえば「大人の集団」で、自己管理に基づく自己責任ベースの集まりである。
・と言って、冷たい組織ではなく、縦横の繋がりも「非体育会系」の、柔軟で温かい人間集団である。多面的なサポート体制があり、人財が存在する。
・ランチは通常「上海台所」のボリュームある中華定食をゆっくり食べながら、皆で情報交換するが、あの時間・空間こそが、弱小勉強会の醍醐味かも知れない。

最後に一言:
診断士試験は、試験合格が目的の間は受かりません
診断士として、社会に貢献しようという明確な目的と志が備わってはじめて合格出来るのです。

以上.

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