1.中小企業診断士に挑戦したきっかけ

工場勤務時に、原価計算や工場の仕組みがわからず苦労しました。そこで、自分の実力向上を図るため、診断士の勉強を開始しました。

2.受験歴

2010年10月から勉強を開始し、1次試験3回目で1次に合格し、2次試験の権利を得たものの2次筆記試験未合格。そこで、7年前に弱小診断士勉強会に入会し、2次試験を7回受験し、2019年に合格しました。

3.学習方法

(1)1次試験
以下を意識して学習を進めました。

(a) テキスト集約化 
 スピードテキストをA3数枚に集約し、理論をインプット。

(b) 過去問インプット教材化
 わからない問題は過去問に解答を書き込みインプット教材化。

(c) 優先度を意識した学習

 過去問は、重要度ABCだけではなく、時間がかからない問題を優先的に解く。

(d) 過去問横解き・縦解き

 横解き(分野別):理解のため
 縦解き(年度別):タイムマネージメントの練習。

(e) タイムマネージメントを意識した学習

 2分/問のコントロールを意識して学習する。

(f) リスク分散

 7科目受験で、苦手科目を得意科目で補完する。
 
(2)2次試験
以下を意識して学習を進めました。

(a) 事例1~3対策
・以下を目標とした。
 目標:「与件+診断士知識(1次/2次)」の解答を時間内に解く。

・PDCAを回す。(以下①~⑤)
 ① 設問分解の練習。足りない知識はノートにメモし暗記。
 ② 解答骨子の練習。
  - 「与件+診断士知識」の解答構成となっているか。
  - 因果ができているか。
  - MECEとなっているか。
 ③ 実際に事例を使って80分で解く。
 ④ 良い点、改善点、をノートにメモ。
 ⑤ 良い点、改善点、を次の事例解きに反映する。

・自分の解答とふぞろいな合格答案の解答を比較する。
 ① ふぞろいの上位のキーワードが入っているか。
 ② ふぞろいの解答例を自分にあったものを参考。
 ③ ①、②を反映し、自分が書けそうな解答を作成。
 
(b) 事例4対策
 ① 計算問題集を毎日こなす。
 ② 間違えノートを作成し、間違えるポイントを把握し、次回間違えないようにした。

4.弱小診断士勉強会のメリット

・自由闊達、自主性を重んじる環境で自分にあった勉強ができる。
・同じ目標を持つ仲間と過ごし、モチベーションが向上。
・情報がいち早く入手できる。

5.最後に

同じ目標に向かって一緒に歩んだ勉強会の皆さま、そして、OB、OGの皆さまのサポートで合格できました。本当にありがとうございました。
私はかなり時間がかかりましたが、本来診断士試験は短期決戦だと思います。
弱小の仲間と切磋琢磨し、仲間とノウハウを共有して合格を勝ち取りましょう。