弱小診断士勉強会の本年度会長の高橋です。
当勉強会は1992年の創立以来22年目を迎え、多数の診断士を輩出して参りました。
私も、平成25年2月に入会し、同12月に合格させて頂きました。

昨年からは、前会長を始めとする執行部の方々のご尽力により、創立以来の先輩方との交流会、個人別フィードバック、ホームページの活性化等に着手し、更なる発展を遂げました。この執行部は、例年、前期のOB(当勉強会合格者)により構成されており、勉強会運営や会員のフォローを行っております。今期につきましては、一昨年(平成24年度合格)のOBも執行部を継続しますので、より盤石なフォロー体制となります。

私もお世話になった一昨年のOBの諸先輩は、熱意と向上心が高い方々ばかりで、勉強だけでなく、「診断士を通してこんな人になりたい」という意識を具体的に持つことができました。このような経験が得られるのも、当勉強会のメリットです。

それでは、具体的な活動ですが、勉強会は2部構成となっております。
1つ目は、「ストレート組」で、こちらは初回受験の人から、2次受験後1次からの再チャレンジを目指す人までが含まれます。現状は、過去問を論点ごとに各自予習して、勉強会で順番にメンバーが解説していきます。毎回1科目を1日かけて学習しますので、科目合格の方も該当日のみストレート組、それ以外の日は2次組、といった参加も可能です。

一方、「2次組」は、2次試験の筆記合格発表後に新年度がスタートし、翌年の二次筆記試験終了までの11ヶ月を3段階に分けて、基礎固め期、錬成期、アウトプット期として、自主的な、ディスカッション主体の学習をしています。学習計画は現役メンバーで協議の上決定しています。また、執行部は個人別の学習到達度に応じてフィートバックを行っています。

当勉強会は、現役会員の自主性に基づき、学習計画策定、当日の勉強会を進めています。
1次の解説や2次のディスカッションに参加するには、他人の説明を「聞く」「理解する」だけでなく、「他人に伝わるように説明する」事を要します。もちろん最初からは難しいですが、説明を想定して予習段階に考える、積極的に参加する意識を持つ、ことで身に付いていきます。誰もが議論に参加し、勉強会を活性化することで、各自が「気付き」を積極的に得ていく場となることを願っています。
執行部としても、会員の方がスムーズに学習を進めて行けるようにフォローしていきます。

最後に、私がこの中小企業診断士の勉強内容を知った時、未知の領域ばかりで、難しそうで、とても自分には無理だろうと思っていました。しかし、多くの勉強仲間と励まし合いながら、合格することができましたし、その過程で沢山の事を得られました。もし、挑戦を悩んでいるようでしたら、ぜひ、見学だけでもお越し下さい。
皆様のお越しをお待ちしております。


平成26年1月 弱小診断士勉強会
平成26年度会長
高橋
(平成25年合格)