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こんにちは、山本です。
今日は、先日ご紹介したマーキング方法に続いて、僕が行っている2次試験解答プロセスの一部のご紹介。
「解答ロジックメモのフォーマットのご紹介」
解答ロジックメモは、一言でいえば「設問分解の際に作る、解答文章を作成するためのメモ」です。
解答プロセスの順番としては、「設問分解」の際にフォーマット作成を行い、
このフォーマットに対して、「与件整理」や「解答ロジック作成」の時に埋めていくことで、
解答文章を作成するための下地を作っていきます。
フォーマットは人それぞれでしょうが、私が使用しているものは以下のものです。
平成〇〇年:第〇問
レイヤー:
題意:
制約事項:
KW:
切り口:
こうした解答ロジックのフォーマットを持つことの、試験対策時におけるメリットは以下のものです。
- 過去問題での練習において、自身の能力の成長度合いを測るものさしとなる。
過去問題をといて振り返る際、解答文章という成果物同士で比較しても、果たして何がよいのか・悪いのか、
または「なぜよかったのか、悪かったのか」ということにアクセスすることはできません。
きちんと自身の行ったプロセスを見ることが重要だからです。 - 他の受験生や合格者・講師に見てもらい、考え方や与件根拠の引き出し方について、アドバイスを得やすくなる。
とくに、本試験に向けた対策において重要なことは、
「過去に出題された問題に対して100%の良い解答を書くこと」ではなく
「安定した品質水準の解答を作るためのプロセスを習熟すること」であるため、
よい講師の方は解答そのものではなくプロセスについて指摘するものです。 - 合格者再現答案の分析を行うツールとなる。
合格者と不合格者の答案を比較する際に、なぜその答案が良かったのか・悪かったのかを
知る手掛かりとなります。
また、僕が受験生時代に、合格者のかたや執行部の方に教わった合格するために必要なことは
「解答文章を作る前に、必ずメモを作ること」
というコメントもいただいておりました。
解答ロジックのフォーマットは、各受験校ごとの解答プロセスに応じて用意されていると思います。
可能であれば、受験生仲間同士で相談し、いろいろな解答プロセスや解答ロジックフォーマットを比較して、
自身にあったものを見つけてみるとよいと思います。
ではでは。