1.中小企業診断士に挑戦したきっかけ

入社したころ、診断士を中心としたコンサルの子会社が設立されたのを見て診断士を知り、かっこいいと思ったからです。
当時は商業、鉱工業と分野がわかれていましたが、営業のころは商業、工場勤務の時には鉱工業の通信を受けましたが、ちんぷんかんぷんで長続きしませんでした。

2.受験歴

2011年1月から勉強を開始しました。2012年に科目受験をした際1点差で落ち、1次は7科目受験が有利と痛感しております。
1次は7回受け、合格は5回です。

3.学習方法

(1)1次試験
独学時代はスピ問中心で、430点位でなんとか合格するレベルでしたが、弱小で学んだら450点ぐらいまで伸びてびっくりでした。
2019年も470点ぐらいだったと思います。財務会計は8割が取れ、これも弱小で勉強したおかげと思い、感謝しています。

 
(2)2次試験
事例のⅣは50点越えを目指しました。
勉強の途中で、診断士に求められているのは予想P/Lをつくる能力だと思うようになりました。
予想P/Lを作成し、後から見ても理解できる様に現場でメモできれば、BEPもCFもNPVも解けます(と思います)。

予想P/Lは必ず毎年出題されておりますが、予想P/L作成問題なのに、受験側がBEP,CF,NPVの問題と捉えて難しく感じてしまう出題方法としているのかなぁ、と、今は思っています。

*高得点を目指すなら米納さんの体験記を参考願います!

事例Ⅰ~Ⅲ対策

この試験は、経営学という言語を用いて経営者とコミュニケーションを取る能力を試す試験だと、今年は定義しました。

そのため、英語の勉強をモデルとし、

文法 経営学理論を必死で理解する
単語 キーワードを暗記する
読解 本番で「頭が痛くならない様に」毎日与件を読む(努力目標)

そして、
記述 
2次試験は記述と口述なのですが(皆さんご存知!)圧倒的に
記述なので、毎日、必ず(昼休みも書きまくりました)書く、書く、書く、書く、です。総時間ではなく、どれだけ毎日 実行できるかだと思います。転勤があり、今年は時間が取れず、計算していませんが、1次2次合計で勉強時間は500時間とれたかどうかです。しかし、とにかく、特に1次以降は毎日書いていました。

4.弱小勉強会で掴んだこと

昔、どこかで読んだ話ですが、ヘリコプターのミニチュアは難しいとされた時代があったそうです。その時、ある人が徹底的に現物の縮小モデルをつくったらうまくいったとか。

この試験、どうやれば受かるか全くわかりませんが、受かった人が何をやったかを知り、そしてそれを目の当たりにして自分に取り込める機会が弱小には確実にあります。

私は弱小勉強会でその機会を得て、何とか合格しました。

5.最後に

皆さんの参加をお待ちしております。

以上