全国の二次試験受験者の皆様、昨日は本当に御苦労様でした。弱小の「打上」ですが、朝から雨が降りしきる夕暮れの神田に、五反田TOCから三々五々とメンバーが集まりました。聞けば、今年も新傾向の問題が出たそうで、弱小のメンバー達も幾分不安気でした。

皆さんやはり、「200%定率法」が全くの初見だったようで、第2問には降参だった模様です。「打上」の会場で待ち受けていた私も、本テーマは全く予備知識がありませんでした。(斯くして、小生の不勉強振りが暴露されたのでありますが)

但し、もし自分が受験したなら、定額法の2倍の一定償却率で計算したと思います。それ以外に妥当性が思い浮かばないからです。減価償却ですから、購入価額の100%以上で償却することはあり得ず、唯一考えられるベースは定額法の償却費です。こちらは5年の定額償却ですから、率に直すと20%です。2倍の40%なら、定率償却しても違和感はありません。念のために、今日ネット検索したら、この考え方で宜しいようです。

それにしても、このところ事例Ⅳは定番の出題が鳴りを潜めた模様です。注釈を入れてくれても良いのではと思いますが、知識に頼らず、仮説を立てて推理するセンスも問われているのかも知れません。

そうこうする間にメンバーが揃い、皆で乾杯しました。試験の出来は各人で異なるでしょうが、昨年12月から始まった本年度の活動も本番を終え、皆さん清々しい表情でビールを飲み干しました。集合写真を以下に示します。

20131021_2jiuchiage

今後の予定ですが、皆さんには「再現答案」を至急完成して戴き、11/2(土)に「再現答案交換会」を開催致します。その後は、二次組メンバーはリラックスして戴き、12/6(金)の筆記試験の合格発表を待つこととなります。

一方、ストレート組は11/9(土)より、来年度の活動を繰り上げスタート致します。関心のある方は、「入会の流れ」を一読戴き、先ずは見学をお願い致します。本日(10/21)より受け付けておりますので、ぜひ見学にお出で下さい。

2013.10.21 本年度会長 永井廣