一次試験が一ヶ月半後に迫ってきました。

この時期に大事なことは、
「○○の科目は得意だから70点、○○の科目は苦手だから50点、
○○の科目は今年難化しそうだから55点ぐらいを目指そう。」
といった具合にスコアメイキングを行い
総合得点でなんとか合格点(6割)を確保できるよう対策を練ることでしょう。

今年のスコアメイキングを行うにあたって、
是非60点以上を目標にしてほしい科目があります。
それは、ずばり「財務会計」です。

なぜなら、「財務会計」は、昨年非常に難しかったので、易化が予想されるからです。
どこまで、易化されるかはわかりませんが、昨年より易しくなることが
間違いないといえる「財務会計」については、
是が非でも60点以上を獲得して合格して頂きたいです。
(もし難易度がほぼ同じだったり、はたまた難化した場合は、どうかお許しください。)

では、「財務会計」で合格点60点を効率的に確保するためには、何をすべきでしょうか?
僕が提案するのは、2次試験の事例Ⅳ(財務会計)のテキストを読んでみることです。
「3月、4月ならまだしも一次試験直前期に2次試験の学習をするのは愚かではないか。」
と反発される方がいるかもしれませんが、
僕は、一次試験直前期に2次試験の事例Ⅳのテキストを読むことにより
1次試験の「財務会計」の対策を行っていました。

理由としては、

①1次試験の「財務会計」で取りこぼしが許されない
重要問題の多くは、2次試験の事例Ⅳの主要出題分野である
「経営分析指標、設備投資の経済性計算、企業価値、
CVP分析、キャッシュフロー計算、採算性分析(限界利益、貢献利益)」
に係わるものであること。

②2次試験の事例Ⅳのテキストの方が、1次試験の「財務会計」のテキストより
わかりやすく直前期の見直しには適していたこと。

③2次試験を見据えた学習を行うことができ、診断士合格に向けた
モチベーション向上が図れたこと。

が挙げられます。

騙されたと思って、一度、2次試験の事例Ⅳのテキストを読んでみてください。
きっと、1次試験の「財務会計」の重要分野が今までよりも、
頭の中ですっきり整理されることでしょう。
ひいては、2次試験の事例Ⅳへの理解が深まり、
ストレート合格に大きく前進することになるはずです。

執行部 いちのき

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