今年は科目別にファシリテーター制を採用し、前回高橋会長から紹介致しましたとおり、現役メンバー中心の運営が進みました。一次試験(8/9,10)直前の勉強会(8/2)ではストレート組のメンバーより「中小企業経営/政策」の直前対策につき提案が出され、実行されることになりましたので、今回はその内容をお伝えします。

試験直前期は誰もが不安や弱気におそわれがちですが、このようにメンバー同士が自発的にアイデアを出し合うことで勉強会の効果が高まり、本番に向けた一人ひとりの着実な自信につながると確信しています。

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1.中小企業経営/政策「試験直前!大ヤマ当て大会」概要

1次勉強会の最終日  8/2(土)の中小の勉強会は、いつもの問題集or過去問解きではなく各自で中小のヤマ当て予想を持ち寄り、情報を共有します。

具体的には、下記のように進める予定です。

■実施内容

①当日参加するメンバーは事前に経営/政策 のヤマを予想して来る。
*参加メンバーは予想必須です。また、2013年白書、又は同等の資料を必ず持参願います。

②経営分野は、T社問題集(1問~75問)以外の図表、同じ図表なら、問題集で触れていない、皆の盲点となり得る箇所を指摘する。
(ヒント:問題集や公開模試などで出ている論点・図表などから提案するのも可)
③政策分野はT社問題集および各校の公開模試と重複可。ただし、必ずヤマ当ての根拠を示すこと。

例1:新創業融資制度
従来からの頻出論点であり、今年、融資限度額と年数が法改正されたため。

例2:組合
必ず毎年出題される。昨年は「企業組合」が問われたので今年は「協業組合」が怪しい。

④山手線ゲーム方式で、1人1問ずつ発表。後のメンバーは前のメンバーと重複のない様に発表する。

⑤発表順は、A:初学者 →B:経験者 →C:1次合格経験者 →D:提案者

⑥経営/施策でそれぞれ2~3周出来ればベスト(参加人数にもよる)。
例えば参加者が10人なら、経営/施策で各20問。合計40問のヤマ当て予想が集まる。

⑦発表形式は、できるだけ問題形式(特に施策は)でお願いしたい。
それが難しい場合は、図表のなどのポイントを説明するだけでも可。

例1:新創業融資制度 の限度額は? 年数は? 対象者は?
例2:管理的従業者に占める女性の割合、従業員4人以下の企業と300人以上の企業では
約何倍の差があるか?

2.提案理由

①最近、過去問の回転数が進み、マンネリ化している。

②個人の勉強ではフォローが難しい、勉強会ならではのメリットを活かすことが出来る。

③T社問題集で触れている図表は、全体のごくごく一部。違う図表にも触れておく必要がある。

④受身の勉強(与えられた問題を解く)のではなく、積極的な勉強(出題者側の気持ちに立ち、自分で問題を考える)をする事で、より知識が定着する。

⑤勉強会の最終日は、皆で楽しく、且つ得点に結びつくことをやる。

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以上が概要と提案理由になりますが、この様に現在の弱小ではメンバーから主体的に具体的かつ効果的な提案がなされ、それがメンバーの賛同を得て進めるという好循環が生まれています。

また提案者の太田さんからは
「最終日の勉強会でやったアレが出た。最終日に出てよかった。弱小に入って良かった。
そう、皆が思える勉強会にできればと思います。」
という勉強会に対して貢献意欲の高いコメントを頂いており、頼もしい限りです。

8/2(土)の直前勉強会では15:15〜17:00の時間帯で、太田さんがファシリテーターを務め、このとおり実施される予定です。

当日の模様は、「一次試験直前の勉強会風景」として8/4(月)頃に発表予定です。

2014.7.23 前年度会長 永井廣