10月23日の二次試験はお疲れ様でした。
これから口述試験切符の発表日(12/9)までの過ごし方をお伝えいたします。
1.二次試験を受験された方
(1)まずは、再現答案の作成
再現答案は、ぜひ作成して下さい。以下のメリットがあり、デメリットはありません。
①口述試験時に自身の解答を思い出す手掛かりとなる。口述試験対策として有効なツールです。
②ふぞろいや受験校へ提出し、診断を受けることが出来る
③合格した後でも受験生支援で役立てられる
④もし、残念な結果でも来年度に向けて、自身の実力を測るモノサシとなる。
再現答案は、試験結果を振り返ることになり、辛い気持ちはよく分かります。でも一つの区切りとして作成することをお薦めします。
(2)試験中に出来なかったことをやりましょう
再現答案が作成できたら、「ゆっくり休む」、「飲み歩く」、「溜まった仕事に没頭する」、「家族サービスする」など、試験勉強期間中に出来なかったことをやりましょう。
(3)各受験校の模範解答を集める
二次試験直後から各受験校が模範解答を発表し始めます。WEBで公開される所から、説明会に参加しないともらえないものがありますが、可能な限り集めましょう。
注意点は、再現答案を作成する前に見てしまうと「模範解答で書かれている方向性で書いた気になる」ことがあります。ですので、再現答案作成までは、見ないことをお薦めします。
(4)合格後の計画を立てましょう
最も重要なのは、合格後の計画を立てることです。私自身は、全く計画を立てなかったので、大きな失敗でした。
①2月の実務補習
平成29年2月の実務補習日程は決まっています。また、申込み期日は1/12(木)です。合格発表が1/5(木)ですので、期間は一週間ありますが、特に15日コースは例年すぐに定員となってしまいます。
合格を知ってから、「どうしようか?」と考えていると出遅れから定員に達したため締め切りとなりますので、事前に業務調整しておきましょう。
http://www.j-smeca.jp/contents/005_c_jtsumuhoshu/005_H28/H28_about_jitsumuhoshu.nittei.html
②合格翌年度しか出来ないこと
執筆(ふぞろいや全知識全ノウハウなど)や受験生支援は、合格翌年が中心です。
こちらも出遅れると途中からの参加が難しい場合がありますので、やりたいことを考えておきましょう。
どちらも中小企業診断士としてのネットワークを得ることが出来る、貴重なきっかけだと思います。
③資格取得の目的へ本格スタート
それぞれ資格取得への動機があったと思います。独立したい人、転職したい人、企業内で活かしたい人、スキルアップしたい人など。
それぞれの目的に向けて、どういうペースで取り組むか、計画を立てることをお薦めします。
2.二次試験を受験されなかった方へ
来年度の合格を目指す方もこの時期にやるべきことがあります。
(1)各受験校の模範解答を集める
模範解答は、WEB上への掲載や資料請求が期間限定の場合があります。来年度に向けて、模範解答は収集しましょう。
(2)試験委員の書籍や関連書籍の購入
試験委員(岩崎尚人さんや岩崎邦彦さん等)の書籍やふぞろい等の試験関連書籍は、一次試験直後から二次試験直前に中古本の需要が多く高騰します。
逆に合格発表後は、供給が多く、廉価となります。ぜひ、安い時期に購入をお薦めします。
弱小診断士勉強会は、年中新規会員を募集中です。
毎週土曜日に勉強会を開催していますので、ぜひ見学をお待ちしております。
https://jakusho.jp/?page_id=50