どもども、山本尚幸です。
今日は、私が感じている、中小企業診断士試験を受験・勉強・合格によって得られたメリットについてのご紹介です。
(あと、ちょっとしたデメリットについても、軽く触れちゃいます。)
さて、早速メリットから
- 自信がつく。
→自分自身の力で勝ち取ったもの、という自信が身につきます。 - 計画性が身につく。
→勉強計画や、自身の能力・キャパを考えること、経営戦略を考える土台ができることで、計画的に物事を考えて行動する癖がつきます。 - 勉強することが社会に役立つ、という流れを作れる。
→学生時代においては苦行であったという勉強や、大学に入るためのもの~であったものが、本当の意味で実学に結びつくきっかけとなります。 - 実績として認められる
→履歴書に書ける~という点で、就職活動においても認められますし、努力できる人という実績になります。 - 自分に何が必要か、何が不要かを取捨選択する判断が身につく。
→診断士試験は学ぶ範囲が広いため、その中でもより得点を得るために「自分は何が強みで、何が弱みなのか」を考え、そこから「今、何を得れば競争に勝てるか?」ということを常に意識するようになります。
僕の例でいえば、本屋を回る時に、よいと思える本に出合える確率が高まったという次第です。昔は手あたり次第(しかも、啓発本が多い)でしたが、今では診断士としてのスキルを高めるため、ある程度の方向性を持ったものに絞ることで、必要なものを得られているという感覚が増していると感じています。 - 企業勤めによるお給料以外の収入源を得る可能性がある。
→独立診断士のかたはもちろんですが、受験校の講師やセミナー、個人事務所を持つなど、企業勤めをしながら収入を得る手段を展開される方もいらっしゃいます。 - 合格後、知的で優秀な方や・人間味ある方・多様な経験を背景持つ方々との人脈が色がる
→会合で知り合ったかたから頂いた言葉ですが、「診断士は、一定のレベルが保証された異業種交流会」というものが、まさに当てはまります。
で、デメリットですが。。。
- 新たなタテ社会や競争社会に加わることになる。
→診断士の世界も、ある種のタテ社会な部分もあります(笑)。診断士という企業(協会)に、新入社員として一から入社するイメージでもあります。協会の先輩につき、仕事の紹介を頂いたり、診断士としての地位を高めていくためのある種の努力が求められます。
また、診断士同士はパートナーとなりえる一方で、仕事を取り合うライバルにもなる、ヨコ社会的な部分もあります。このことから、診断士は常に競争に勝つために自己研鑽を常に行わないといけません。
タテ社会な部分と、ヨコ社会な部分をうまく渡り歩くバランス力が必要です。 - 資格維持や、診断士として活動するためのランニングコストが発生する。
→5年間で30ポイントを稼ぐこと、そのために協会への入会や理論実践研修の受講、セミナー受講によるスキルアップなどなど、収入を得るための費用が発生することになります。
例えるなら「診断士というエンジンをフル活用するための、燃料費を支払うことが必要」という感じでしょうか。 - 家族との時間や、恋人と過ごす時間が減る。
→よく「受験勉強のために、今は家族に相談して勉強時間を作っている」という方がいます。が、これは個人的な考えでいえば「合格した後のほうが、さらに時間が無くなるけどね~」と思ってます。上に挙げたことも見てもらえれば分かる通り、ある意味「診断士活動が恋人です」くらいの状態になります。
以上のことなどを踏まえて、メリットによるプラスのほうがデメリットによるマイナスよりも大きいと感じる方は、ぜひ中小企業診断士取得に向けた勉強にまい進して頂ければと思います。
ではでは。