二次試験まで5ヶ月を切りました。当勉強会の二次組も第2クールの「錬成期」に入りました。第1クールの「基礎固め期」(12月~4月)では、H20~24の事例Ⅰ~Ⅳを毎回1事例(Ⅳは2事例)ずつじっくり議論しましたが、第2クールではH16~19の事例を中心に、更に掘り下げた議論を進めております。

その一方で、今年は執行部の頭数が多いため、二次組メンバー各人の状況に応じた支援をすることと致しました。具体的には二次組を5名ずつ3グループに分け、執行部も2名ずつ付いて、「マスマーケティング」から「ターゲットマーケティング」に近い形で、学習支援を進めております。

アドバイスと言っても、単にその時だけの相談では表面的であり、一般論の域を出ませんので、3月中旬から個人別のデータを採り、最終的にそれを集約して「学習相談会」と称して面談を行い、フィードバックを致しました。データ(評価)項目は以下のとおりです。

評価項目

図をクリックすると拡大します。

第1回の学習相談会は、連休が明けた5月11日、18日、25日の3日間で二次組全員に対し実施されました。面談に当たっては、上記項目の詳細なフィードバックに加え、前年度会長の森本清尚さんが考案された「思考プロセス可視化シート」(通称:可視化シート)への各人の記載(注)に基づき実施されました。

注:目下、二次組ではH16、17の事例に取り組んでおり、「可視化シート」には両年の事例Ⅰ~Ⅲの何れか一つをテーマに、問題解決の方向性、課題、各設問の解答、解答に至った思考プロセス、該当する与件文の箇所、関連する一次知識等を記載して貰いました。

面談はグループ単位で行われ、原則は執行部の担当メンバー2名が個々の二次組メンバーに対して行います。

学習相談会の写真2

今年から弱小勉強会に加わったAさん。自分に合った解法プロセスを確立するために、真剣にメモを取っていました。「捉えどころのない二次試験」の奥深さが分って来たようで、議論にも熱が入り、面談は延々1時間を超えました。

学習相談会の写真1

こちらはベテランのBさん。去年の試験でも、我々執行部メンバーと一緒に合格しても全く不思議ではなかったのですが、何かが足りなかったのでしょう。その「何か」を克服すべく、熱の籠った意見交換が続いておりました。

学習相談会の写真3

こちらもベテランのCさん。場所を近くのカフェ「ベローチェ」に変え、担当の執行部メンバーから「個人別評価」の説明を受けているところです。今年に賭ける、Cさんの真剣さが伝わって参ります。弱点を克服し、是非とも合格して下さい。

以上が第1回面談の模様ですが、9月上旬を目標に第2回を予定しております。一次試験は8月3日(土)、4日(日)に実施され、当勉強会のストレート組は、一次試験終了後即二次試験への準備に入りますが、二次組の3グループに適宜加わり、グループ体制で二次試験に向かう予定です。その過程において、第2回の学習相談会が実施される予定です。


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